新染色技術とは
金井レース加工では創業40年の技術力を結集し、安全性の高い「法定色素」で生地を染色する独自技術を確立し、特許を出願しました。
天然コラーゲンの加水分解水を緩染剤として使用することで「色ムラになりやすく、染色堅ろう度が低い」という法定色素での衣料品染色の課題を解決し、実用化可能な品質を確立したのは、全国的にも金井レース加工が初めてです。
従来の技術では叶わなかった法定色素での染色により、お客様の製品に「安全性」という付加価値を見出すお手伝いをいたします。
法定色素:厚労省令第30号「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」で定められている83品目の色素のことです。その一部はお菓子、飲料水、農水産物加工品等の食品着色にも利用されている、最も安全な染料です。
新染色技術開発の背景
昨今の化学物質への安全性疑問に対する消費者意識の高まりから、直接肌に触れる下着や乳幼児用衣料に関しての安全・安心志向が高まっています。
化学染料・薬剤の一部に於いて発ガン性物質を生成する恐れがあることや、欧州を中心とした染料の安全規制を厳しくする動きを受け、国内でも厳格な安全基準を求める意識が定着しつつあります。 またエコロジーの観点から、加工過程における自然環境への影響についても注目が集まっており、環境に配慮してつくられたものを身につけることで地球の自然環境を守ろう、といった動きもあります。
そうした消費者の安全・安心志向の高まりを受けて開発した金井レース加工の新染色技術では、法定色素と天然コラーゲンという人体への悪影響が限りなく少ない物質を用いており、 なおかつ自然環境への負荷も少ないため、消費者の求める「安全かつエコロジー」な製品をつくることができます。
発ガン性物質生成の恐れ
アゾ系染料の一部
欧州での安全規制厳格化
エコテックラベル
自然環境への悪影響
新染色技術のメリット
天然コラーゲンの訴求力
法定色素で染色した際の色ムラと染色堅ろう度の低さの課題を解決するために、天然コラーゲンの加水分解水を緩染剤として利用します。 この天然コラーゲンには、保湿力アップや乾燥からお肌を守ることが期待されます。
消費者ニーズに応える安全性
乳幼児の肌は非常にデリケートで、さらに口に入れてしゃぶったりするため、乳幼児用衣料には高い安全性が求められます。 金井レース加工が開発した「法定色素」で生地を染色する新技術は、高い安全性が求められる乳幼児用衣料等の染色に適しています。
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